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ばんりさん

東京都 / 40代前半 / 自分・夫・息子(小6)・娘(小4) / 事務 / 契約社員
2019-05-15
記事作成日:2019-02-26

仕事について

before

大学研究員
その他
9:00~17:00 残業ほぼなし

after

事務
契約社員
9:00~17:00 残業ほぼなし

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お仕事について教えてください。

社会人として最初の就職先での仕事はPCメーカーのヘルプデスクでした。電話を受け、PCトラブルの解決方法など伝える仕事をしていました。正社員でしたが、シフト制で生活が不規則だったこともあり、3年ほど勤めた後、体調を崩して退職しました。その後、結婚し、派遣社員として大学の研究室で働いた後、任期付き研究員となりました。そこで2回の出産~育休を取得しました。復職後、任期が切れて退職、その後は派遣社員として別の大学で何年か働き、その後も何社か転々としたあと、現在は契約社員として事務関連の仕事をしています。勤務時間は9時~17時で、基本はオフィスにいてPCの前で作業することが多い仕事です。

かなりいろいろなお仕事をされたんですね。その理由はどういったところにあったのでしょうか?

やはり子育てがあったからです。保育園時代は、お迎えの時間があり、小学生になってからも子どもの就寝時間や夕食の時間から退社時間や通勤時間を考えたときに、19時には食事をとりたい。会社から家まで通勤で約1時間、18時に最寄り駅に到着をしていたいとなると、17時には終業していないと、無理です。そうなると、9時から働いても実働8時間になりません。正社員だと9時~18時までの勤務時間がほとんどで、それは難しかったというのが理由です。仕事を続けていたのは、経済的理由です。一馬力より二馬力です。収入は多い方が良いに決まっています。

勤務時間に制約があるなかで仕事をすることで、悩みなどはありますか?

会議に出られない、イベントにはスタッフとして働けないことなどでしょうか。教育業界で教員側にいると、教員も講義があるので、どうやっても会議は学生さんたちの授業が終わってからの時間になることが多いです。なので、大学で働いていたときは18時からの定例会議を15時からに変更してもらったり、時間自体は職場に融通してもらって対応してきたところはあります。ただ、どちらにしても「力いっぱい働けない」ですね。また、どんなに頑張って準備しても本番が19時なので、そもそも参加ができないということもありました。

それは残念な気持ちになりますよね。毎日は無理でも、その本番の日だけ夫さんにお子さんを任せることはできなかったのでしょうか?

夫もその時期は朝早く終電帰宅が当たり前だったので、ちょっと厳しかったと思います。そもそも平日顔を合わせないのが普通でしたし。平日のやり取りも、電話での5分のみとか、そんな感じでした。子供たちも、今週はパパの顔見ていないねとか言っていました。そういった事情は抜きにしても、帰宅してから子どもの相手をしないといけないし、小学校にあがったら勉強も確認しないといけないし、家事は待ったなし。なので、いつも仕事は60%くらいまでしか力を出さないようにセーブしてしまいます。体力気力の100%を仕事で使うのは、無理ですよね。自分に余裕がなければ、子どもにも優しくできるはずもないですし、いつもは大丈夫なことでも余裕がなくなるとイライラしてしまいます。でも、どこかで全力で仕事に没頭したい自分もいて、そこには常にジレンマがあります。

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生活について


タイムスケジュール check!

お子さんは小学校6年生と4年生ですが、学童はもう通ってないですか?

うちの子どもが入学したころは、学童は3年生までしかなく、4年生以上は対象外でした。変わったのはここ数年で、国が自治体にお達しを出して、自治体は受け入れる場所がないので、大混乱。子どもたちが学童に通っていたのは過渡期にあたるその時期です。結局、息子は3年生終わりまで、娘は2年生終わりまで通っていました。
学童は、近所では学校に併設されている公立のものと、少し料金が高い民間学童があるのですが、息子が3年生にあがるころに、もともとオーバー気味だった公立学童にたくさん1年生が入ってしまい、3年生は1人しか入れないという事態になりました。足りないから民間学童に委託して増やしてほしいという要望が保護者からあがっていたのに、自治体が事態を甘く見ていた結果だったので、自治体には相当な苦情が殺到したらしく、急遽その年の年末ごろに新設が決まり、3月末のギリギリのタイミングで第2学童が開設されるということがありました。運営する側もばたばたで大変そうでした。それもあって、息子は3年にあがるタイミングでやめようかと話していたのですが、娘が入学して、同じ学童に行くので、一緒に通ってほしいと頼みました。その娘も、2年生が終わったら退所しました。学童だとうるさくて本が読めない、家でゆっくり過ごしたいと本人が言ったためです。
学童以外にも、放課後クラブといってボランティアが入って、学校の校庭や図書室などで遊べるのですが、こちらも人が多くてうるさいから嫌だと言って帰ってきています。今は二人とも習いごとをしていて、息子は放課後がほぼ埋まっています。

習いごとはどんなことをしているんですか?

息子はスイミングとピアノと塾で、娘はピアノとスイミングに通っています。息子のスイミングは、私自身が学校で泳げないのがいやだったので絶対やらせようと思っていて、スタートしました。本人がどこかで辞めたいと言うかと思っていたのですが、小学校の6年間はそのまま続行し、4種目マスター後も個人メドレーで通っていました。最近は最初に習っていたところでは物足りないと本人が言うので、違うスクールに移りました。体育は好きじゃなくても、水泳は自信があるようで、選手になることを見据えて頑張っています。泳ぐこと自体が好きなようで、泳いで発散してすっきりすることを覚えたようです。娘のピアノも、私が習わせたいと思って、4歳ころに「やってみる?」と聞いたら、食いついてきて、そのまま続けています。今6年目に入りました。
習いごとは基本的に本人の希望と判断でやらせるようにしています。友だちなどから話を聞いてきて、やってみたいと言い出したら、体験に行って、自分でやるかどうかを判断させる感じです。続くものは続きますし、続かないものは続きません。英会話もやりたいというので1年ほど通いましたが、教えてくれる先生が変わったらつまらなくなったと言うので退会しました。あとは、息子も娘がピアノを習っているのを見てやりたいと言い出したので、習っていましたが、練習しないので、6年生まででこちらも終わりにする予定です。習いごとは合う・合わないが大きいので、見学や体験をしてトライ&エラーを繰り返すしかないように思います。お金もかかることなので引き際が大切です。継続は確かに力になりますが、本人が嫌がっているのに辞めないというのは、うちではなしです。
私は学校以外の居場所としての習いごとがあると考えています。息子は毎日習いごとに楽しそうに行っていますし、学校を少し休んだときも、習いごとには行っていました。

学校以外の居場所も大切ですよね。息子さんは学校をお休みされていたんですか?

学校に、息子と相性が合わないお子さんがいて、少しこじれました。本人が先生に相談したところ、問題は息子ではなく相手にあり、そちらに指導しても変わらないので、話が通じる息子に「もう6年生3学期なのであと3ヶ月我慢しろ」と言ったそうです。原因が息子にあるのならまだしも、相手由来でのトラブルなのに、息子に一方的に我慢させるのはおかしいし、そんな学校通っていても楽しくないから何なら卒業まで休んでもよいからと、私たち夫婦と本人が話した結果として、休ませていました。
「学校あるある」だと思うのですが、話を通しやすい方に我慢させて学級運営しようとすることがあります。同じ年の子なのに、物分かりの良い方に「大人になれよ」と言う。学級運営のテクニックなのかもしれませんが、それはおかしいと思いましたし、本人も参っていたので、無理に学校に行かせることはしませんでした。このまま不登校になったら、それはそれで考えればよいと思っていましたが、家にいても暇だったらしく、ゲームも1日で飽きるといって1週間くらい休んだあと学校に行っていました。お休みに入ったときに学校に夫が電話をしたのもあったと思いますが、休んだあと先生の態度がガラッと変わったらしいです。
そもそも、うちは子どもにも有給休暇OKにしているので。

お子さんの有給休暇?!詳しく聞かせてもらえますか?

子どもの有給休暇として、1学期に3日まで好きに休んでいいことにしています。低学年のころは親も一緒に休む必要があったので3日前までに言う約束でしたが、高学年になってからは、お昼ご飯が出前でいいなら当日申告でもいいことにしています。そもそもは、上の子が小1にあがったころにどうしても起きられない日があったんです。「大人だってそういう日はあるよな」と思って、休ませることにしたのが最初です。子ども自身も「いつでも休める」と思うと、学校にも行けるようになるみたいです。学校とのトラブルで3ヶ月休んでいいと言ったのも、やはり無理や我慢をするのではなく、休んでいいと言えることで、大人も子どももラクになるところは大きいように感じています。
小学校中学校は義務教育なので、親は子どもを学校に通わせないといけないのですが、本人にとってつらい場所に無理やり行かせるのもおかしな話ですね。行かないといけないと思うから、親も子もつらくなるわけで、そうじゃなくて、休んでもOKと親がGOサインを出すことで、子どもも楽になるんじゃないかなと思います。正直、小学生の3ヶ月分くらいの勉強なら、親もフォローできますし、なんとでもなります。勉強は塾でもカバーしてくれるし。息子自身、塾は楽しいようで、休んでいる間も塾には通っていました。
娘はこれを有効活用して、この前は持久走大会を休みました。3年連続でリレー選手になる子なので、運動は苦手ではないのですが、「冬なのに半袖短パンとか、走っていればあったかくなるとか、子どもは風の子とか意味わからんし、冬なんだから大人が寒ければ子どもでも寒いし!」だそうです。学校の根性論的なところに反発したようです。

なるほど。確かに休めると思うとラクになる部分はありそうですよね。そのほか小学校生活のコツのようなものはありますか?

先生としっかりコミュニケーションをとることです。こちらからコミュニケーションをとる努力も必要かなとは思います。私は、朝ちょうど通勤経路の途中に学校があるので、通学のタイミングで一緒に行き、門で挨拶している校長先生や教頭先生に日々こちらからも声をかけるようにしていました。
息子が少しトラブルを起こしやすいタイプだったので、先生と話す機会が多かったのもあります。あとは、子どもが「こういうことがあった」と家で友だちとのトラブルなどについて話したときに、詳細や相手がどうだったか聞いても分からないことも多いです。子どもが嘘をついているのではなく、自分の立場からしか話せないので、なにが起きているかがわからないということが起きます。トラブルになったら、相手の言い分も間違いなくあるはずなんです。そういうときは実際どうだったか聞きたいので、よく先生に電話していました。子どもに「20分休みに電話する」「17時ごろに電話する」と先生に伝えてもらって電話すると、先生も用意できるのでいいかなと思います。
ほかには、うちの小学校では「親がいない家には遊びに行かない」とルールが決まっているのですが、息子が低学年のころに上級生が勝手に遊びに来るようになってしまったことがありました。よくよく聞くと息子もそちらの家に遊びに行っていてお互いさまだったのですが、そういったときも困ったら学校に連絡し、間に入ってもらって解決しました。
逆に、よく話題になる欠席のときの連絡帳ですが、私は欠席のときには電話で連絡しています。一応、連絡帳でと言われてはいますが、運用のうえでは電話でも受け付けてくれますし、休んだときに必要なプリントも会社帰りに取りに寄る形で対応しています。友だちに連絡帳を渡して、友だちを通してプリントを受け取るのがルールではありますが、それはそれとして、言えば通ることはあるかなと感じています。
そのためにも、日ごろから先生とコミュニケーションをとってこちらの考えを伝えたり、お互いに人となりを理解しあったりすることが大切になりますが、そこではPTAを早い段階でやったのがよかったと思います。

PTAのお話も詳しく伺えますか?

うちの小学校は、本部の下に、各クラスから広報、校外、学年・学級代表、成人(※)と4人ずつ担当する形です。子どもが学校にいる間に1回はPTAをやる感じで、年度はじめの保護者会で決めています。PTAをしたときは学校に行く機会が多く、担任以外の先生とも話すことが必然的に多くなりました。
活動の頻度は、同じ学年で一緒にやることになった人によって違うようですが、私が担当したときは先生とこまめに話しながら進める形だったので、先生としっかり話せたのはよかったと思います。先生との打ち合わせは、土曜の学校公開の午後などにすることで、仕事をしていても負担が少なくなるようにはしていました。
※一般的には「成人委員」「教育成人委員」などの名称で呼ばれ、保護者を対象とした講演会の主催や、自治体が開催するイベントへの出席などを担当するもの。PTAによって活動内容などは異なる。ばんりさんの学校では、PTAが管理する図書の貸し出しなどもおこなっていた。

息子さんはもうすぐ中学ですが、お子さんが成長して生活も変わってきましたか?

もちろんです。たとえばスイミングのお迎えも最初はしていましたが、だんだん上のクラスに進級すると、時間も遅くなり、私の帰宅の方が早くなるので、「先に帰ってるから一人で帰っておいで」という形になりました。私も夫も残業して、どうしても晩ご飯に間に合う時間に帰れないときは、ファミレスの出前で晩ご飯をオーダーすれば受け取って食べておいてくれるので、これだけでも随分楽になっています。めったにないことですが、これができるとできないとでは、私自身の気持ちが楽になります。休んだときのお昼ごはんも無理に頑張ってお弁当を作らなくても、出前で何とかできると思えば、朝もそこまで頑張らなくても良いですし。この間、洗濯がらみで私が怒ったことがきっかけで、小4の娘は自分で洗濯もできるように覚えました。なにごともやらないと覚えないので、息子も娘もいろいろ家事をさせるようにはしています。経験値があれば、どこに行っても困らないはずですし、家事スキルは男女関係なく生きていくうえで必要なものだと思います。
あとは、テレビなどを見るのでも、ドラマでもクイズでも一緒に楽しめるようになってきます。この間は息子と一緒に横浜アリーナまでライブに行ってきました。異性の子どもだと、会話も少なくなりそうなので、共通の趣味があったらいいんじゃないかと思います。娘は夫とゲームの話題で盛り上がっています。私と息子が映画、その映画に特に興味がない娘と夫がファミレスでまったりパフェを食べてお茶しているということも結構あります。娘も、私には話さないことでも夫に話しているようです。無理に家族全員でお出かけ!とかしない方が楽ですね。

家事をさせるのもいいですね!そのほかお子さんの勉強などについて意識されたことはありますか?

娘は「努力する才能」があるタイプで、勉強やピアノ、あとは逆上がり、一輪車などもひとりで勝手にひたすら努力する子です。なので、塾にいかなくても、割合好成績です。息子は好きなことは突き詰めて自分で深めていけるけど、興味がないことはさっぱりやらないので、塾に通わせてフォローをするようにしています。子どもは親を選べませんが、同様に親も子どもを選ぶことはできません。どんな子に育つのかは育ててみないとわからないので、本人に合ったやり方を模索するしかないと思います。塾だったらきちんと勉強できる息子(家では遊んでしまうので、怒られがち)と、一人でもきちんとコツコツドリルをこなせる娘とは、当然接し方も与える問題集も変わってきます。
あとは、「バカ」とかは言わないようにしています。言葉には刷り込み効果があると思うので、バカと言えばバカになっていくし、賢いと言えば賢い子になっていくと思います。
あまり勉強させたりとかは意識したことはないのですが、本を読むようには意識づけもリードもしました。小さいときから図書館に行き、本人が欲しがる本は買いましたし、興味を持ったジャンルの子ども用の百科事典も渡しました。あとは子ども用の本棚を用意して、興味を持ちそうなものを仕込んだりしています。ドラえもんの社会・科学シリーズや、ドラマにもなった貴族探偵の小説、ジュニア空想科学読本あたりは、うちの子たちは楽しく読んでいるようです。子どもの本棚も、今興味がなさそうな本は抜いて、新しいジャンルを入れたりして、飽きが来ないようにしています。子どもが今何に興味を持っているのかは、アンテナを張るようにしています。
親にとって子どもはどんな子が出るかわからないという意味で、ソシャゲの“ガチャ”のようなもので、子どもも生まれてみないことには親がどんな人がわからないという意味でも“ガチャ”だなと思っています。しかも、小学生後半からは塾だの習いごとだのと課金が必要なガチャになっていく………というのが、最近の実感です。夫が「子どもは育成に課金が必要なガチャゲーム」と言っていて、その通りだと思いました。子どもの方にも、担任とクラスメートが誰になるかわからないあたり、学校は結構ガチャゲームと言ったら、笑いながら頷いていました。クラスメートはガチャみたいなものだから、トラブルがあってもそこまで深刻にならなくていいんだよと伝えたつもりです。自分で選べないことが多いときは、悩んでも仕方ないですよね。




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