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なかがわさん

東京都 / 30代後半 / 自分・妻・息子(1歳10ヶ月) / マーケティング部 / 正社員
2020-05-27
記事作成日:2020-05-12

仕事について

before

雑誌編集
正社員
10:00~18:00 ※残業月20時間

after

マーケティング部
正社員
9:30~17:30 ※残業月数時間

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お仕事について教えてください。

共働き世帯をターゲットとした月刊誌の編集長をしていました。現在、その雑誌はWebへと統合され、私もそちらに携わっています。Webに掲載する記事の企画のブラッシュアップから、イベント・コミュニティ運営などを幅広く担当しており、毎日、PC作業・外出・会議などが入っています。在宅勤務のふえた現在はオンラインでのミーティングも多いです。

お子さんが産まれてから、変わったことはありますか?

子どもが産まれる前から犬を飼っており、夜の散歩があるために遅くまで残業することが難しいので、もともと夜の残業を少なくしていました。仕事が終わらないときは、朝早く会社に行ったり仕事を持ち帰ったり、どうしても帰りが遅くなるときは夫婦でコミュニケーションしながら散歩担当を決めたりと、以前からお互いの仕事を把握していました。ただ、毎日の犬の散歩に加えて、子どもの夕食、お風呂、寝かしつけまで夜のタスクが増えたので、飲み会などにはほとんど参加しなくなりました。夜のワンオペは、とても大変ですからね……。これを育休中の妻にまかせっきりにしてはいけない、と思っているからです。
あとは、息子が1ヶ月のときに育休を取得しています。産後、サポートにきてくれていた妻の母が帰るタイミングで、日中に妻子2人暮らしがいきなりスタートするのは大変だと感じていましたし、家族3人での生活に慣れておかないといけない、という思いもあり夫婦で相談してこの時期に取得しました。

育休を取得されたのですね!社内での調整などはいかがでしたか?

2018年のことでしたが、弊社には男性で育休を取得した社員はおらず、私が第1号でした。そのとき編集長になる前で、別の編集部にいたのですが、人事を担当する部署にも事前に相談をし、上司にも育休取得の意向を伝えており、2つ返事でOKをいただきました。社内の調整は比較的スムーズだったかなと思います。育休に関して相談するにあたっては「私が取得することのメリット」を伝えるようにしました。今後、男性の育休は世の中としても、社内にも増えていかなければならないと伝えていましたし、会社に支給される男性育休に関する補助金に関しても調べあげて……。補助金に関しては意外と情報が出回っていないのか、知らない方も多かったように思います。本来、育休は権利なので、補助金がなくても取りたい人が全員取れるのが当たり前にならないといけないんですけどね……。ただ、社内で男性育休取得者の前例がありませんでしたから、いろんな葛藤や悩みもありました。弊社なら大丈夫だろう、とは思っていたものの、いろんなパタハラがあることもニュースなどで目にしていましたし…。男性の育休がまだ当たり前ではない時代ですから、「育休をとりたい」という意志と多少の勇気は必要だったかなと思います。そして、収入も計算すると決して小さくない額が減ってしまいますし、属人化しがちな編集という仕事の差し迫っている入稿のスケジュール。いろんな状況を鑑みて、夫婦で相談して1週間の育休の取得となりました。撮影や取材などをグッと前倒しして進めて、「育休が明けたらいつでも入稿できる状態」にして育休に入りました。

育休中はいかがでしたか?

育休中は妻と相談しながら、家事を分け合いつつ、これからどんな家電やサービスを取り入れたらよりスムーズになるか、いつ家事を進めるといいかをコミュニケーションしながら考えることができました。また、育休を取って一番よかったなと思うことは「家事育児に遠慮がいらなくなる」ことかなと思います。特に大変なのは、体力と精神力を削られる夜泣き対応だったのですが、休日はもちろん、仕事のある日も対応していたものの、妻は私の仕事を気遣ってくれて、翌日早い勤務のときなどは遠慮しがちなところもありまして。でも夫婦どちらも育休中なら、そんな遠慮はいっさい不要です。育児と家事だけに、夫婦で向き合えた1週間は貴重な時間でした。最近は2歳近くになった息子もようやく寝てくれるようになりましたが、乳児のころはなかなか寝ないし、寝たと思ったらすぐ起きて……の繰り返しでしたね。夫婦で相談し完母で育てたのですが、妻に数分でも寝てもらうために、私がオムツをかえてあやしてから、妻の授乳へとバトンタッチする日々でした。夜にひとりで沐浴させるのも大変ですし、ただでさえ妻は数時間おきに授乳があるので、「手が空いているときは自分で考えて自分にできる家事育児はすべてやらないといけない」と痛感しました。
あとはこの育休中に妻が産後はじめてひとりで外出しました。4時間ほどでしたが子どもと2人で留守番という貴重な経験をしました。本当は外出中にいろいろ掃除をしたり、夕食を作ったりしようと思っていたのですが、まぁなにもできませんでしたね。生後1ヶ月ちょっとの子どもとほぼ初めての2人きり、仕事の方が全然ラクですよね(笑)。このとき妻が両手いっぱいに買い物袋を持って、満面の笑みで帰宅したことは今でもよく覚えています。妻にも子どもから離れる時間や休息は絶対に必要ですし、夫婦フェアであるために、我が家では週4時間ずつ夫婦それぞれが自由な可処分時間を使える仕組みを取り入れています。自由な時間がフェアにあることが、お互いにストレスを溜めないことにつながっているかもしれません。現在、妻はまだ1人目の育休中で、2人目を妊娠しているのですが、私は妻の健診や息子の健診などはほぼ付き添うようにしています。

健診に付き添うときは、お仕事はどう調整していますか?

妊婦健診も息子の1歳半健診なども事前にスケジュールが分かっているので、妻とスケジュールを共有しているTimeTreeのアプリで日程を確認したら、会社のカレンダーに「休暇」と入れます。その日に確実に休めるよう、前後に業務をうまく振り分けながら、有給休暇を使う形です。妊婦健診のエコーも、1歳半健診のさまざまなテストもその日を逃したら2度と見られないんですよね。子どもはすぐに大きくなりますし、なるべく夫婦で見ておきたいという気持ちがあります。今は新型コロナウイルスの影響で、病院への同伴は大人1人までとなり、妻の健診は息子と寂しく留守番していますが……。

お休みもとりやすいようですが、職場の雰囲気はいかがですか?

Googleカレンダーで部署の全員のスケジュールを見ることができるので、仕事の予定などの共有もスムーズですし、上司も子育て中のため理解があります。今の部署だけではなく、会社全体として働きやすい職場だと感じています。育休を取得したときも、上司や人事部に相談する前こそ不安もありましたが、いろいろと相談に乗ってくれ、スケジュールこそ自分自身で「これならいける」という段取りをつけたことで、最終的に不安はなくなりました。私に続いて社内で数件、男性が育休を取るケースが続いているのも、あのとき勇気を出して育休を取りたい、と宣言してよかったと思います。今の部署でも今年の春に同僚の男性が育休を取得しました。

お仕事のお悩みなどはありますか?

今のところ特にありません。以前から自宅で仕事をすることはあったものの、新型コロナウイルスのことで急激に在宅勤務が進んだ部分があり、育休中の妻と息子がいる自宅で、どうやって集中して仕事をしようか試行錯誤しています。仕事中に子どもがきて抱っこを要求してきたり、腕をつかんで遊ぼうアピールしてきたりするのは悩ましいところですね。「今いいところなのに!」「ちょうど会議中なのに!」というタイミングでやってくると困るのですが、きっと同じ悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。子どもは仕事など分からないですし、かわいいんですけどね(笑)。ちなみに、今のところどうしても集中したい、あるいは大事な会議があるときに在宅勤務の場所として行きついた先は浴室です。妻が育休中なのでできることですが、もし2人でテレワークしていたら交互に子どもを見るしかないかなと思います。

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生活について


タイムスケジュール

■出社する場合
7:00
起床 犬のご飯、タイマーセットした洗濯もの干し
7:15
犬の散歩へ
7:45
朝食の準備、食洗機の食器片づけ、夕食(ホットクックと炊飯予約)の準備
8:15
朝食
8:30
出勤
9:30
出社
17:30
退社
18:30
息子と浴室掃除、夕食
19:30
夕食の片づけをして、家族全員で犬の散歩へ
20:15
家族全員で入浴
21:00
お風呂で遊んだあと、息子にパジャマを着させて保湿、歯磨き
21:30
寝かしつけ
22:00
運がよければ22時から、寝なければ23時から夫婦の自由時間
24:00
洗濯タイマー、食洗機をかけて、翌日のホットクックの仕込みをして就寝
■在宅勤務の場合
7:00
起床 犬のご飯、食洗機の片づけ、洗濯物をまわす
7:15
犬の散歩へ 妻と息子起床、息子の朝食
7:45
夫婦の朝食準備
8:15
朝食後、洗濯ものを干す、掃除機掛け、息子と遊ぶ
9:30
午前の仕事開始
12:00
昼食(料理担当は夫婦で分担)
13:00
午後の仕事開始
17:30
仕事終了、息子と浴室掃除
18:00
夕食(料理担当は夫婦で分担)
19:00
夕食の片づけをして、家族全員で犬の散歩へ
20:00
家族全員で入浴
20:30
お風呂で遊んだあと、息子にパジャマを着させて保湿、歯磨き
21:00
寝かしつけ
22:00
運がよければ22時から、寝なければ23時から夫婦の自由時間
24:00
食洗機をかけて、翌日の料理の仕込みをして就寝

保育園までの距離、送り迎えの担当を教えてください。

妻が第1子育休中で第2子を妊娠しており、まだ保育園には通っていません。今年の8月に出産予定で、来年4月から長男は2歳児クラス、第2子は0歳クラスでの保活となります。正直、今住んでいる場所はいわゆる激戦区とまではいかないので、第2子の0歳児クラスはなんとか入れそうなのですが、長男の2歳児クラスが微妙なラインです。今年の選考結果のデータを見るとギリギリ入れそうなところかなと思いますが、幼稚園のプレも視野に入れながら保活する予定です。妻はシフト制の勤務で、早朝からの勤務・夜勤・宿泊をともなう勤務があるため、私がメインで保育園の送り迎えをする予定ですが、妻に余裕がある場合はバトンタッチするケースもありそうです。

家事の分担はどうされていますか?

基本的には、気づいたほうがやるスタイルです。子どもが産まれてからは、お互い手が空いているときは家事をなるべく進めるようにしています。特に第2子を妊娠してからは、妊娠しながら息子と遊ぶのは私には想像できないほどの大変さがあると思うので……。それでも私が仕事をしていて、妻は息子の昼寝中や遊んでいる最中に家事を進めてくれていることがあって、ただただ最敬礼です。
在宅勤務前の話にはなりますが、子どもを早く寝かせたいという考えから、夕食は私が働いている間に妻がメインで作っていました。ただ、私自身も子どもを見ながら夕食を作る大変さを身をもって知っており、どうにか改善したい、と考えていました。そこで、取り入れたのがホットクックです。予約調理が可能なので、夜、息子が寝たあとに食材さえ切っておけば、朝に食材と調味料を放り込むだけで、帰宅したらメイン料理が完成している状態に。育休中の妻が家にいて、日中仕事に出ていると、私が夕食作りに参加するのは難しいかなと思っていたのですが、ホットクックのおかげで私も参加しやすくなりました。来年4月に予定している妻の復職にそなえていろいろなレシピを研究中です。在宅勤務のつづく今でも、週の半分くらいはこのシステムを継続中です。育休中とはいえ妻に昼食も夕食も作るのを全部任せてしまうのは、フェアではないと考えています。在宅勤務のおかげで、昼食作りも分担しながらできるのはありがたいですね。

復職後の家事分担などについて、ご夫婦で話していることなどはありますか?

作り置きや、ベビーフードはもっと使うかもしれないね、と話をしています。保育園に預けられたとしても、子どもの朝食と夕食を作らないといけないですし、2歳児&0歳児だと食べるものも全然違いますよね。平日はとことん家事に割くパワーを少なくして、子育てと仕事に注力し、家事はできるときに夫婦2人で一気にやる、くらいでいいかなと思っています。2人でやるのが一番の時短家事だと思っているので。こういったことを考えるようになったのもやはりたくさんの共働き家族を取材してきた仕事の影響が大きいかもしれません。多くのママさんを取材してきましたが、家事分担のことを聞くと、ほとんどの方が復職前後にもっとも悩んでいたのです。DINKSのときは家事分担できていても、ママの育休中にその分担が崩れてしまうことが多く、それをもとに戻すのが大変でママが復職後に倒れたり、夫婦で大ゲンカしたりといった話をたくさん聞きました。育休中から家事を分け合えていれば、スムーズに復職できるのではと思って、今に至ります。育休を取得したことで、早めに家事育児の1週間単位の総量を実感できたのも大きかったです。「この時間が大変だからこうしよう」「これはこの家電を使って労力を削減しよう」など夫婦でとことん話し合いをしましたし、今でもその話は頻繁にしています。

家事育児の総量を把握する、という視点も興味深いです。

家事分担がうまく回っていない家庭って、家事育児の1日の総量の認識が、夫婦でズレているケースが多いのではと思うんです。本人が5:5で分けられていると思っていても、パートナーからしたら2:8というケースも実は多いんですよね。これも1日の総量の認識のズレが原因のひとつかなと考えています。この認識のズレを整えるには「夫婦それぞれワンオペを経験する」のが一番だと個人的には思っています。1人だとスムーズに終わる家事も、子どもがいたらいろいろとイメージ通りにはできないんですよね……。私自身、息子が生後1ヶ月のころに妻がでかけたたった数時間ワンオペをしたことで、これはもう少しギアを上げないとダメだと気づきました。もっと考えて先を読んで、進められる家事は進めないと夫婦一緒に休む時間がなくなりますし、寝る時間も遅くなってしまいます。夫婦お互いに余裕がないと自分の時間を作るのは難しいですから。家事をすることは自分のためでもあるんです。

確かにまず互いに家事の総量の認識を合わせることは必要そうです。分担のコツなどはあるでしょうか?

家事は料理・掃除・洗濯などの大きなものから、麦茶を作る、カーテンを開ける、日用品の在庫を管理するといった細かなものまで無限にあり、これを分担するには「いかに気づけるか」が必要だと考えています。指示することなく、指示を待つことなく、今なにをしたら家族にとってよいのかを夫婦それぞれが判断できれば、家事分担でモメることは少なくなるはずです。まだ洗い物もお風呂掃除も洗濯物の片付けも残っているのに、相手がスマホをいじってソファに寝転がっていたらイライラしますよね。かといって毎回イチイチ細かく指示をするのはすごくメンドウですし、リアクション次第でさらに疲れるんですよね……。指示がなくても動き、お互いの力を合わせながら1日の家事を及第点まで終えられる状態は理想的かなと考えています。家事の総量を把握したうえで、まずは時間がかかり、毎日やらなければいけない料理や洗濯、掃除などの大きな家事から分け合うのが第一歩かなと思います。

お仕事のお話で伺った「週4時間、夫婦それぞれが自由な可処分時間を使える仕組み」が気になったのですが、実際どんな風に使っているか伺えますか?

夫婦で申請しあって使います。最初は口頭で確認し、OKが出たら共有カレンダーであるTimeTreeに入力します。会社の残業、飲み会、趣味の外出、友人に会う、最近ですとzoom飲み会などすべて4時間のなかに含まれます。私はフットサルが好きでよく行きますし(現在は自粛中)、妻は子どもを私に任せて友人とランチへ出かけたりしています。子どものいない時代と比べて自由な時間はグッと少なくなりましたが、貴重な分、その時間を目いっぱい楽しんでいます。自由な時間、ひとりになる時間は夫婦それぞれに必要ですよね。親になったからといって、すべてを我慢しなくてもいいのではと思っています。ただ、フェアに自由な時間がないと、夫婦のあいだで不公平感が生まれてしまうので週4時間ルールを設定しました。夫婦どちらかだけが自由に残業できたり、自由に飲み会に行けたりするのは正直ズルいと思うんです。これがフェアにできると、夫婦にとっても、結果自分にとってもすごくいいことなんですよね。どちらかばかりが飲み会に行けて「また怒られるかも…ケンカするかも…」と後ろめたい気持ちで飲むのと、「先週はパートナーが飲みに行ったから、今週は自分が思いっきり楽しめる!」では全然違いますから。「家にいること=可処分時間」と考えているパートナーの方も残念ながらまだ見かけますが、「夜、家で子どもを寝かしつけするまでひとりでやる」を体験すると、その大変さに初めて気づけることが多いのではないかと考えています。24時間365日、パートナーが元気な保証はどこにもありませんし、夫婦それぞれが「気づいて、自ら動ける」のが最強のチームかなと私は思っています。私も妻にはどんどん飲みに行ってもらうつもりです。でないと私が飲みに行けないので……(笑)。でも4時間って移動時間も込みなので、長いようで短いんですよね(笑)。

子育てと仕事を両立するのに必須のアイテムやサービスがあれば教えてください。

先ほども出てきましたが、ホットクックは最近買った家電のなかで一番役立っています。ホットクックが得意とする煮込み系のなかでも、とにかく朝の仕込みがラクなメニューを選ぶのですが、キーマカレーは冷凍のミックスベジタブル、ひき肉、カレー粉のみで作れて、入れるだけなので5分もかかりません。毎週のように作ってますね(笑)。あとはポトフ、シチュー、カレー、肉じゃがは使う野菜がほぼ共通なので、まとめて切って翌日使うなんてこともやっています。とにかく便利です!
あとは、パルシステムも息子の食事作りに安心な食材が多数手に入るので欠かせません。
ドラム式洗濯乾燥機は毎日回していますが、すべて乾燥までするとなると量が多すぎるので天気次第で外干しか浴室に干して浴室乾燥を使います。忙しいときには乾燥OKなものはそのまま乾燥まで洗濯機で終えてしまいますね。
空間除菌脱臭機の「ジアイーノ」も使っています。犬がいてもリビングが匂わず、オムツのごみ箱をリビングに置いていてもイヤなニオイゼロです。なにより家族全員ほぼ風邪をひかなくなりました。
最後に、こちらも先ほどから出てきていますが、スケジュール共有アプリの「TimeTree」で、夫婦の予定を共有しています。妻が友人と出かけたい日、私が趣味で出かけたい日、家族の病院の予定などすべてここで共有できているので、スケジュールでケンカになりません。




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