小学生の夏休み●親の働き方はいつものままで大丈夫?宿題はどうした?●アンケート結果レポート<後編>

大変お待たせしました!夏休みアンケート結果・後編です。
前編はこちら
小学生の夏休み●学童は通った?やっぱりお弁当なの?アンケート調査レポート<前編>
小学生のいる家庭(というか親)にとっての一大事とも言える夏休み。
大変さを感じている方が多いからなのか、アンケートには152名もの方に回答いただきました。
前編では主に学童事情や、日中の居場所、お昼ご飯問題を取り上げましたが、後編では、親の働き方、そして宿題についてまとめます。
皆さんの自由研究のアイデアや、夏休みを乗り切る工夫も聞きました!
ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. 夏休み期間中、親の働き方はどうでしたか?
1-1. 働き方は「調整しなかった」が最多
後編最初は、親の働き方に関する設問です。いつも通り仕事をしている状態で夏休みは問題なく過ごせるのでしょうか?「夏休みにあわせて働き方を調整しましたか?」と聞いたところ、下図の結果となりました。
もっとも多かったのが「しなかった」という回答で、働き方を変えなくても夏休みは乗り切れる、とも言えそうです。
次いで多かったのが「在宅勤務」と「夫婦で休みを分ける」。働き方改革の流れもあり、在宅勤務制度をスタートする企業も増えているようです。小学生になると徐々に「子どもの様子を見つつ、仕事をする」こともできるようになるのかも(仕事内容にもよるかと思いますが)。自宅で一緒に過ごさないとしても、通勤時間を減らせるメリットは大きそうです。
また、夏季休暇を夫婦でズラせば、両親どちらかが子どもと一緒にいる期間を増やせるのもいいですね!「家族全員での休み」とトレードオフとはいえ、この方法もよさそうです。
その他は「休みを分散する」「仕事を減らす/勤務日数を減らす」「時短勤務」などの回答がありました。
そのほかのコメントを紹介します。
- 夏季休暇を週1日ペースでバラしてとりました
- 両親ともにサービス業のため夏休み期間にまとまった休みは取れず…むしろ決算もあり忙しかったです
- パート勤務。休みをガンガン取った。家族でお出かけ日以外にも、宿題進捗確認日としても休みを取った
- 諸事情もあり小3春で退職、在宅に転向しました。小1夏は働き方は変えませんでしたが弁当作りが辛くて日中のパフォーマンスが明らかに下がりました
- 母は税理士事務所に週4日勤務しながら自営業(パソコンとネットワークがあればどこでも働ける)のダブルワーク。税理士事務所は8月は週3日勤務扱いにしてもらって10日間の祖父母宅帰省と3日間の家族旅行の時間を確保した
- 同じ境遇のシフト勤務パートの友人家族3組で交代で休みを取り、交代で子どもを預かった
- 在宅ですが、保育園と学童の送り迎えでだいぶ仕事時間が削られました
- 母が夏休み期間中すべて在宅勤務にしました。打ち合わせでの外出はするものの昼ご飯は家で対応できるよう予定を組みました
- 勤務時間を開始終了ともに30分後に変更(学童開所時間の都合)
- シフト勤務なので、午後が習い事の日は前倒し勤務。帰宅時間を早めました
- 対策なし。夏休みだけ預かり時間の長い民間学童に預けたため、逆に長時間労働になってしまった!
- 学童の受け入れ開始時間が小学校の登校時間より30分ほど遅かった。有料の早朝受けれ(20分早い受け入れ)と、母(私)が出勤時間を遅らせて(フレックス)対応した
- 小学生のタイムスケジュールに合わせて転職までして、自宅で過ごすこともできるよう体制を整えたが、夏休みで学童のイベントが充実しており、子供にとっては学童のほうが楽しかった様子。宿題のスケジュールが難しかった
1-2. 親の夏季休暇は「お盆期間」「4~7日」が多数派
小学生の夏休み期間中は、大人も夏季休暇を取得できる会社が多いのでしょうか?皆さんが夏季休暇をとったタイミングや日数について伺いました。
タイミングで多いのは「お盆休み」。このタイミングで一斉に取得と決まっている企業もありますし、帰省やお墓参りなどを考えてお盆に……という方が多いのかもしれません。
また、日数は「土日をあわせて1週間ほどお休み」という方が多そうですが、「11日以上」休めるという方が9名も!
一方で、「夏季休暇はない」という方も10名ほどいらっしゃいました。サービス業など「長期休みこそ繁忙期」という業界もありますし、人によって事情はさまざまですね。
2. 旅行、帰省のほか、長い夏休みを乗り切るためのイベントあれこれ
続いては、夏休み中のイベントについて伺いました。まずは回答から!
日帰りでのお出かけがほかを引き離してトップに。行き先としては、プールや海、花火大会、バーベキューといった夏ならではのところから、映画や遊園地、博物館などさまざまです。
その次は「帰省」「旅行」と続く結果に。帰省は、両親と一緒に帰省する形のほか「子どもだけで祖父母宅にお泊り」という回答もありました。
また、子どものみでのイベント参加のなかで多かったのが「サマーキャンプ(16名回答)」。泊まりで参加した方と、日帰り(デイキャンプ)で参加した方の両方がいらっしゃいました。企業が主催するもののほか、学童のキャンプに参加した方も!このあたりは学童によって違うとは思いますが、夏休みにキャンプまでやってくれる学童もある、というのは驚きでした。
「体験教室・イベント」では、料理教室から工作教室、里山体験などが挙がっていました。自治体でもこういったイベントを開催しているところもありますし、普段はできないことにチャレンジするのもありですよね。
グラフでは内容をまとめて集計しましたが、ここからは詳細なコメントもご紹介。こういったものはアイデアが多ければ多いほど参考になるので、すべて公開します!
全体を通して
- 親戚宅
- 民間学童(学校以外の場所に通ったり新しいお友だちとふれあって刺激を受けて、夏休み感が出るかな?と)
- 放課後等デイサービスへの通所
家族でお出かけ(日帰り)
- 動物園
- 美術館
- 科学館
- 水族館
- チームラボ
- ナイトズー
- 絵本ミュージアム
- 恐竜博
- 植物公園
- 進撃の巨人展
- 謎解き
- Maker Faire Tokyo
- ブルーベリー狩り
- スポッチャ
- ボウリング
- レジャー施設
- プラネタリウム
- テーマパーク
- 室内遊園地
- 川遊び
- ヒーローショー
- プリキュアイベント
- 舞台を見に行く
- サーカス鑑賞
習いごと
- 習いごと
- 料理教室
- パン作り教室
- 工作教室
- 公文
- 将棋教室
体験教室・イベント
- 科学イベント
- 工場見学
- 里山体験
- 自然観察会
- 体験イベント(工作、店員体験)
- 林間学校
- ロボット教室
- 天体観測
- コンクール
- 公民館の体験教室
- 料理教室イベント
- 近くで行ける無料のイベントをどんどん探してとにかく家で2人を避けた
その他
- 子ども会イベント
- PTAイベント
- 合宿
- 誕生会
- 保育園の同窓会