withコロナでの働く子育て家庭のリアル

マスクをつけることが当たり前になった生活が続いていますね。
以前、緊急事態宣言発令中に行ったアンケートで、子育てしながら働く家庭のリアルをお伝えしました。
緊急事態宣言を受けた働く子育て家庭のリアル
あれから半年ほどたち、GoTo政策が始まる等、少し世間に賑やかさが戻ってきましたが、働き方も学校や保育園の行事やルールなども今までとは違ってきていると思います。
そういった変化についてお伺いさせていただきたく、2020年10月14日~17日までアンケートを実施しました!
300件を超える回答をいただきまして、本当にありがとうございます。
早速「仕事と子育てをふつうに頑張っている人のリアル~withコロナ編~」をお送りいたします!
目次
1.メインの回答者は、東京勤務で未就学児をお持ちの方
今回のアンケートでは「小学生以下のお子さんがいらっしゃる方」「普段お仕事をされている方」を対象としています。
勤務先の場所は、東京都が121名、神奈川県が33名、大阪府が29名と続きました。
前回のアンケート(緊急事態宣言を受けた働く子育て家庭のリアル)に比べ、小学生のお子さんを持つ方からの回答が増えました!ありがとうございます。小学校も保育園も幼稚園も大きく変化していることが改めて感じられます。
続いて、アンケートに回答いただいた方の業種、職種、雇用形態です。
業種では情報通信(IT)、製造がやや多いものの、さまざまな業種でお仕事されている方に回答いただいています。
一方、職種では専門・技術職139名と事務117名が圧倒的に多い結果となりました。
そして雇用形態では210名と大多数の方が正社員ということでした。
2.現在は「毎日出勤」が最も多い
緊急事態宣言中は在宅勤務をしている方が最も多く、毎日出勤する方は15%程度しかいませんでした。
しかし今では半数の方が毎日出勤しているようです。
一方で在宅勤務が続く方も多く、また、リモートワークやオンライン会議を取り入れる企業も増えるなど、働き方が大きく変化している様子がうかがえます。
3.小学校や幼稚園、保育園での生活は制限が増えた
大きく変化したと思われる小学校や幼稚園、保育園での行事についても伺いました。
3-1.運動会やイベントについては制限付きでの開催がメインに
運動会やその他のイベントともに、なにかしら例年とは違う形での開催となったところが多いようです。
一方、中止となっているところもありますね。
その学年での行事はその年だけのものですから、さみしい気持ちになります……。
小学校
幼稚園・保育園
3-2.日常生活についても制限が……
「コロナ禍を機に学校・幼稚園・保育園で以前と大きく変わったことはありますか?」という形で、イベント以外の日常での変化についても伺いました。
マスク必須や検温、手洗い、消毒の徹底などは仕方ないのかなと思う反面、給食などについてはいろいろ考えさせられる結果となっているように思いました。
小学校
登校や生活について
- マスク必須、検温、手洗い
- 家族が風邪気味だと本人が元気でも登校できない
- 登校時間制限、分散登校、登校班なし、スクールバス増便
- コロナ予防目的の欠席は出席扱い
- 土曜授業増加、カリキュラムが過密
- 欠席時の連絡帳がなくなり、電話やメールへ変更
- 朝の見守りパトロールなし
- 子どもたちがマスクをしていて苦しいと訴えているが変更されない
- 毎日の体育着への着替なし(体育の時間のみ)
- 運動場の利用制限、休み時間・外遊び・体育館遊びの人数制限による教室遊びの日増加
- 机をくっつけることが禁止
- 調理実習中止
- 水筒持参、給食の種類が少なくなった、給食ルール変更
- 昼休みの歯磨きが任意に
- 授業や面接がzoomで開催
- 授業参観中止、参加制限:親1人のみ
PTA活動
- PTA活動なし、縮小、行事中止
- PTA総会のオンライン開催、書面開催
学童
- 縮小、短期学童預かり禁止
幼稚園・保育園
登園や生活について
- マスク着用、消毒、検温、手洗い、
- 37.5℃以上の発熱の際は解熱後24時間経たなければ登園不可、本人あるいは家族に熱や風邪症状がある場合預けにくくなり、仕事を休まざるを得ないケースが増えた
- 欠席時の連絡帳が電話へ変更、書類の提出が郵送でOKに
- 引渡が玄関になった(教室には入れない)
- 送迎は親1人まで、園内に入るのは一家族ごと、兄弟児の付き添い禁止
- 片方の親が休みの日のお迎え要請時間が早くなった、在宅勤務だと遅番の時間(17:30~)は預かってもらえない
- 登園バスはバスを増便し、乗る人数を半分に
- 持ち物変更、手拭きタオルを持っていく必要がなくなり、ペーパータオルに変更となった
- 布おむつが紙おむつに変更
- 先生との会話が激減
- 図書の貸出禁止
- 降園前の園庭での遊び禁止
- お散歩中止(園庭遊びのみ)、遠足場所徒歩圏内に変更
- お弁当のおかずがなくなり、おにぎりとパンだけに
- 水筒持参
- 給食のときは向かい合う席にビニールカーテン
- 同じクラス(縦割り)のお友達や保護者の名前と顔が一致しないまま
保護者会
- 保護者会なし
- 保護者会活動縮小
- 保護者会活動の打合せはオンラインに切替
- 父母懇談会延期
4.コロナ禍による変化は良かった?悪かった?
「働き方やお子さんとの生活において、コロナ禍前と後で良くなっていること・悪くなっていることをお聞かせください!」という質問をさせてもらいました。
良くなっていること・悪くなっていることの差がかなり大きく……今までの当たり前の生活からは変わってしまったのだなということを感じています。
4-1.働き方の自由度が上がり、子育てや家事とのバランスがとりやすい傾向に
良くなっていることとして多く見られたのは、
- 家族・子どもと一緒に過ごす時間が増えた
- パートナーの在宅勤務が増え、ワンオペが減った
- 在宅勤務で小学生のお子さんを家で迎えられるようになった
- 在宅勤務で保育園のお迎えに早く行けるようになった
- 時差勤務やフレックス、在宅勤務など柔軟な働き方が認められるようになった
- 不要な打ち合わせや行事がなくなった
というものでした。
改めて、時間と場所を拘束されてしまうのではない、働き方の柔軟性が求められていると感じます。
子育て世代だけではなく社会全体に適用されたということも今回大きかったのではないでしょうか。
4-2.オンオフの切替やコミュニケーションはまだまだ難しい面も……
悪くなっていることとして多く見られたのは、
- 気分転換・息抜きが難しい
- 仕事のオンオフの切替が難しい
- 光熱費が増えている
- 太った
- 仕事でのコミュニケーションが難しい
オンとオフの切替や時間外に作業してしまうという方やはり増えていることもわかりました。
今まで顔を合わせて確認していたことが、オンラインになるとどうしたらいいのかわからないことも多いですよね。
4-3.コメントをピックアップしてご紹介! -良くなっていること-
いただいたコメントからいくつかピックアップして紹介していきます。
まずは良くなっていることについてです。
①夫との連携で育休からスムーズに復帰
仕事の状況
東京都 / 金融・保険 /事務職/正社員/ 育休→在宅勤務と出勤
子どもの年齢
0~2歳
良くなっていること
コロナ禍の7月に育休から復帰し、基本は出勤であるが、夫はフル在宅で食事作り担当のため非常に負担少なく復帰できている
②オンライン開催で学会やセミナーに参加しやすくなった
仕事の状況
千葉県 / 製造 /専門職 ・技術職/正社員/ ほぼ毎日在宅勤務→在宅勤務と出勤
子どもの年齢
3~6歳(就学前)、小学校高学年
良くなっていること
在宅勤務が増えたので、朝、多少ゆっくりできるようになった。夜中も仕事できる環境が整った。学会やセミナーがオンラインになって参加しやすくなった。
③小1の壁対策がスムーズに
仕事の状況
東京都/ 製造 /事務職/正社員/ ほぼ毎日在宅勤務→ほぼ毎日在宅勤務
子どもの年齢
3~6歳(就学前)、小学校低学年
良くなっていること
夫婦で在宅勤務メインなため小1の壁がなんとかなってる。夫の飲み会もほとんどないので、帰宅後、夫は上の子と宿題学校準備、私は下の子のお世話家事と分担できて助かっている
④家族で一緒にいる時間が増え、いろいろな話をできるように
仕事の状況
愛知県/ 結婚式 /司会者/自営業・フリーランス/ ほぼ毎日自宅待機→在宅勤務と出勤
子どもの年齢
小学校高学年
良くなっていること
初めてこんなに長い時間一緒に過ごして、色んな話ができるようになり、そこが以前より良くなったことです。
⑤在宅勤務が当たり前になり、仕事の幅が増えた
仕事の状況
岡山県/ 専門・技術サービス(法律事務所・建築設計・広告・技術サービスなど) /専門職・技術職/自営業・フリーランス/ ほぼ毎日在宅勤務→ほぼ毎日在宅勤務
子どもの年齢
3~6歳(就学前)
良くなっていること
在宅勤務がメジャーになったので、地方からリモートで東京の仕事ができるようになった(東京の人に、地方在住を理由に断られにくくなった)と感じる。
⑥働き方について考えるようになり、転職を検討中
仕事の状況
東京都/卸売・小売 /販売職/正社員/ ほぼ毎日自宅待機→ほぼ毎日出勤
子どもの年齢
0~2歳
良くなっていること
コロナ休業で子供との時間が増え、出勤に戻ってから働き方について考えるようになり、働きやすい職場への転職を考えている。将来を考えたら良かったと思う。
⑦家庭や子どもとの時間を取りたいと考え方が変わり、退職を決意
仕事の状況
兵庫県/専門・技術サービス(法律事務所・建築設計・広告・技術サービスなど) /専門職・技術職/パートタイム、アルバイト/ ほぼ毎日在宅勤務→ほぼ毎日出勤
子どもの年齢
小学校高学年
良くなっていること
会社としては以前と変わらない。
私自身の考え方は大きく変わり、仕事を抑えても家庭、特に子供との時間を取ろうと思うようになった。
そのため、この会社とは考え方が合わないと思うようになり、退職を決意した。(IT業界なのでリモートの会社も多く転職しやすいのも決断を後押ししました)
⑧風邪をひかなくなった
仕事の状況
東京都/ 専門・技術サービス(法律事務所・建築設計・広告・技術サービスなど) /専門職・技術職/派遣社員/ ほぼ毎日在宅勤務→ほぼ毎日出勤
子どもの年齢
3~6歳(就学前)
良くなっていること
子どもと過ごす時間が若干増えた。うがい手洗いをよくするようになり、みんな風邪ひかなくなった。
4-4.コメントをピックアップしてご紹介! -悪くなっていること-
悪くなっていることについてのコメントもピックアップいたしました。
①職場の研修などがなくなり、モチベーションが保てない
仕事の状況
愛知県/ 医療・福祉 /専門職・技術職/正社員/ コロナ禍前と同様に出勤→休日以外通常通り出勤
子どもの年齢
3~6歳(就学前)
良くなっていること
どこか遠くへお出かけ等のお楽しみよりも、当たり前の毎日が家族で楽しめるようになった。
悪くなっていること
福祉関係の仕事をしているが、利用者の方のことを考えた取組みを検討する中で仕事量は一定あり、割と残業もしている。研修が行えないため、広い視野が持ちにくく、職場内の狭い世界で仕事している感じが辛い。我が子との時間があまり持てないうえ、何のための仕事かわからず、仕事自体は楽しいが、モチベーションを保てなくなってきている。
②子どものスケジュールが変わり、仕事が増やせなくなっている
仕事の状況
神奈川県 / 医療・福祉 /専門職・技術職/パートタイム・アルバイト/ コロナ禍前と同様に出勤→ほぼ毎日出勤
子どもの年齢
小学校低学年、小学校高学年
悪くなっていること
・子どもの学校や習い事の内容やスケジュールが変わり、学童も利用しづらくなったため、仕事が増やせない。
・感染対策のために外出が気軽に楽しめなくなった。
・マスク着用時間が長く、子どもが皮膚炎になった。
③マンションでの苦情問題から引越しを検討中
仕事の状況
東京都 / 情報通信(IT) /クリエイティブ/正社員/ ほぼ毎日在宅勤務→在宅勤務と出勤
子どもの年齢
3~6歳(就学前)、小学校低学年
悪くなっていること
在宅時間が増え、マンションで子供の出す音がうるさいと苦情があり、在宅勤務が増えたこともあり、引越しを考えています。
④保育園の生活環境が変わってしまった
仕事の状況
大阪府 / 公務員 /事務職/正社員/ コロナ禍前と同様に出勤→ほぼ毎日出勤
子どもの年齢
3~6歳(就学前)
悪くなっていること
保育園の生活が一変し、公園などへのお散歩が無くなったり子供たちの作品を見られなくなったり、一番長く過ごす園での生活が悪い方に変わってしまった。
⑤子どもの平熱が高く、保育園からのお迎えコールが多くなり、出勤がなかなかできなかった
仕事の状況
兵庫県 / 不動産・物品賃貸 /営業職/正社員/ 育休→ほぼ毎日出勤
子ども
0~2歳、3~6歳(就学前)
悪くなっていること
平熱が高い子どもなので風邪でなくても37.5℃を越えることが多く、気温の高い8月は頻繁にお迎えコールがかかってほぼ出勤できなかった。
⑥消毒作業が増えて忙しい
仕事の状況
愛知県 / 医療・福祉 /専門職 ・技術職/正社員/ コロナ禍前と同様に出勤→ほぼ毎日出勤
子どもの年齢
小学校低学年
悪くなっていること
仕事内容を見直すこともなく、消毒などでただただ忙しくなっただけで、辛い。
⑦在宅勤務=子どもがいても働ける!ではない!!
仕事の状況
東京都 / 金融・保険 /専門職 ・技術職/正社員/ 育休→在宅勤務と出勤
子どもの年齢
0~2歳、小学校低学年
悪くなっていること
在宅勤務はしやすくなったが、休園でも在宅勤務なら出来るよねという風潮が怖い。子どもの年齢生活、家庭環境(在宅勤務用にこもれる個室がない)等に左右されるのに、他の子持ちの方が出来ているのだから出来るだろうと浅く考えられている節がある。この冬が不安です。
⑧食事の準備や洗濯回数が増えた
仕事の状況
東京都 / 医療・福祉 /事務職 /パートタイム、アルバイト/ シフト回数が減りました→通常シフト週3回出勤
子どもの年齢
小学校高学年
悪くなっていること
働き方は変わらないが、洗濯回数が増えた。子供の部活が制限により試合などがなくなった。外食が怖くてできないため激減し、食事作りが週末含めて大変になった。
⑨テレビを見る時間や就寝時間が遅くなるなど、生活リズムが変わってしまった
仕事の状況
静岡県 / 宿泊・飲食サービス /販売職/パートタイム、アルバイト/ 自宅待機と出勤→ほぼ毎日出勤
子どもの年齢
3~6歳(就学前)
悪くなっていること
コロナ前は帰宅後テレビをつけずに過ごしてきたけど休業要請で夫が在宅育児をしたため(母は出勤)夜もテレビをつける習慣ができてしまい休業明けには子の入浴入眠の時間が以前より1時間以上遅くなってしまった。コロナが憎い。
⑩価値観のずれが明らかになり、別居状態へ
仕事の状況
神奈川県 / 医療・福祉/専門職・技術職/パートタイム、アルバイト/ 自宅待機と出勤→子供の体調不良からの不登校のため勤務できない実態です。
子どもの年齢
小学校高学年
悪くなっていること
旦那の仕事が減り、収入がないのに高い家賃のマンションに住みつづけ、子供には金をかけない、愛情を与えないという感覚が分からず価値観のズレから別居状態になりました。ストレスから、親子で自殺未遂しかけましたがなんとか生きています。コロナでお金が減り、夫婦の価値観のズレもはっきりして家庭として破綻しました。
⑪はじめての運動会に参加できず……
仕事の状況
静岡県 / 製造 /生産工程職/パートタイム、アルバイト/ 育休→ほぼ毎日出勤
子どもの年齢
0~2歳
悪くなっていること
子どもが10ヶ月の頃コロナが出てきはじめ、やっと一緒に出かけられると言うタイミングだったのでコロナがない中での子育てを知りません。なので前と比べてどうという事はなかったのですが、親にとっては楽しみで仕方のないはじめての運動会も親は参加できず、はじめてコロナが憎いと思いました。
⑫アルバイトさんが自宅待機となり、その分の業務をカバーする多忙な日々
仕事の状況
愛知県 / 医療・福祉 /専門職 ・技術職/正社員/ コロナ禍前と同様に出勤→ほぼ毎日出勤
子どもの年齢
3~6歳(就学前)
悪くなっていること
アルバイトさんが自宅待機となりほぼ出勤しない中、減らない業務と役割を超えた業務納期を守りながら、半日午後から帰って半休にしてくださいと言われ、終わってないのに帰れないという社員が自分を含めて多数でました。
良かった点は今まで指示していただけで自分は携わらなかった業務まで行うことで、業務を具体的に把握できるようになりました。
子供は入ったばかりの保育園も卒園する保育園もどちらからも登園自粛の協力が出ていたため、ほぼ欠席をし祖父母に頼る状況に陥りました。医療従事者の保護者が多数の保育園だったため、感染リスクを減らすために苦肉の選択でした。
⑬職場でのコミュニケーションがうまくいかず、鬱が再発
仕事の状況
千葉県 / 情報通信(IT) /専門職 ・技術職/正社員/ ほぼ毎日在宅勤務→在宅勤務と出勤
子どもの年齢
3~6歳(就学前)
悪くなっていること
在宅勤務は初めの頃は楽で快適だったが、社内の人とのコミュニケーションがなくなったことで、ちょっとしたことで行き違いが増えた。積もり積もって在宅勤務で鬱が再発した。
⑭マスクを強制されていることでの子どものストレスが心配
仕事の状況
埼玉県 / マスコミ(放送・新聞・出版など) /専門職・技術職/自営業、フリーランス/ ほぼ毎日在宅勤務→ほぼ毎日在宅勤務
子どもの年齢
3~6歳(就学前)
悪くなっていること
幼稚園でマスク強制されていることによる子どもの健康、発達への悪影響が心配でストレス。仕事は打ち合わせがリモートになり子どもがいる環境ではやりづらい。
⑮休業指示が出ており、給与が減ってしまった
仕事の状況
秋田県 / 医療・福祉 /専門職・技術職/パートタイム、アルバイト/ コロナ禍前と同様に出勤→自宅待機と出勤
子どもの年齢
0~2歳、小学校低学年、小学校高学年
悪くなっていること
職場からの指示で休んでいるのにお金は出ない。中小企業にも該当せず、給付金ももらえない。
⑯医療機関は忙しくなっており、休むことができない
仕事の状況
埼玉県 / 医療・福祉 /専門職・技術職/契約社員/ 月に6回夜勤(計12日就業)
子どもの年齢
小学校低学年、小学校高学年
悪くなっていること
医療機関はむしろ忙しい。休めず。子どもが家にいることが多くなり家計的に支出が多くなっている。
⑰仕事が増え、朝早く出て対応をする長時間労働になっている
仕事の状況
神奈川県 / 建設 /事務職/正社員/ ほぼ毎日在宅勤務→在宅勤務と出勤
子どもの年齢
0~2歳
悪くなっていること
仕事が増え、定時帰りが難しくなった。早朝出勤し、朝残業している(朝の支度〜保育送りは夫がワンオペ)。在宅勤務の日を週一は待つことで、体力的・精神的になんとかやりくりしているが、余裕は全くない。
⑱大切な保育園最終学年の生活に大きな制限が……
仕事の状況
静岡県 / 卸売・小売 /販売職/自営業、フリーランス/ ほぼ毎日在宅勤務→在宅勤務と出勤
子どもの年齢
3~6歳(就学前)、小学校高学年
悪くなっていること
保育園での密接な親子間のふれあいなどが極端になくなり、最終学年として本当に切ない気持ち。園児から学生までどの学年もそれぞれ、大切な一年を奪われた感があり、どれだけ寄り添えるかを考える日々。当たり前の日常は決して当たり前ではないことを実感できたのはある種の収穫ではあったが…。
⑲オンライン会議が主流になったが、聴き取りが難しく負担となっている
仕事の状況
兵庫県 / その他サービス /事務職/正社員/ ほぼ毎日在宅勤務→ほぼ毎日出勤
子どもの年齢
3~6歳(就学前)、小学校低学年、小学校高学年
悪くなっていること
結局コロナ前の働き方にほぼ戻っている。打ち合わせや会議はWEB会議システムを使うようになったが、聴力が余り良くない(健康診断レベルでは問題ないが電話等の機器を通した音声が上手く聞き取れない)私にはストレスが多い。
子どもの習い事でコロナに関する制限があるため、発表会等が開催されなくなって寂しい。
5.最後に
今回アンケートを募集したところ、短期間に多くの方から回答をいただけました。みなさん色々な変化に戸惑い、悩みながらも日々の生活を送っているからこそ、他の人がどうなんだろうというところが気になったのかなと思っております。ご協力本当にありがとうございました。
今後なにがスタンダードになっていくのかまだまだわかりませんが、and-famではこれからも働きながら子育てをすることをふつうにがんばっているみなさまと色々な話を共有していきたいと思っております!
引き続きよろしくお願いいたします。